田七人参と朝鮮人参

田七人参は「人参」と名前についていますが、実はウコギ科の植物です。ウコギ科の仲間には日本では昔なじみの朝鮮人参(高麗人参)があります。これら薬用人参はもともと日本にはなかった植物で、最初に日本に伝えられたのは朝鮮人参で、むかし重い病に患っている場合の究極の薬として用いられていたようです。

田七人参はそれからずっと遅れて、昭和になってからようやく日本に入ってきました。 発生の起源で言うと田七人参の方が古く、朝鮮人参(高麗人参)の先輩格にあたります。

田七人参は、栄養価の高い「サポニン」の含有量が、高麗人参(朝鮮人参)の4倍以上も含まれており、心身の滋養や健康維持に田七人参を飲む人が増えています。