有機栽培&無農薬の田七人参「白井田七」の開発秘話⑪「世界が認めた田七人参」

王さんとの国境を越えた信頼関係

田七人参の栽培をしている中国の合弁会社で白井博隆の通訳の王さんが残留したことで、2002年ぐらいから社内にある異変がおこります。

通訳の王さんが部下たちに白井博隆の有機栽培にかける想いを中国語で説得をしはじめます。

白井博隆は当時の様子を「まさに世界初の田七人参が突破口を開いた瞬間」だったと振り返ります。

2000年に無農薬栽培成功。有機栽培を宣言して2年が経っていました。

白井博隆が無農薬栽培に成功して以来、中国では無農薬ブームがおきます。

本来ならば「お客様の安全と信頼のために無農薬」なのですが、「無農薬=高値で売れる」とお客様が置き去りにされているのです。

通訳の王さんは味噌汁が大好きで、王さんがいなかったら中国人を信頼するという一番大切な部分を放棄していたと思います。

海外でビジネスを成功させるには?とよく聞かれますが、人としての信頼関係が構築できるかどうかで国籍なんてまったく関係ありません。

12年越しの夢「IFOAM」の取得

白井博隆は、世界で最も厳しいとされるドイツの国際有機運動連盟が運営する、有機農業に関する世界最大の国際的な民間認定機関「IFOAM」の取得を目指します。

世界で初めての有機栽培による田七人参の収穫、20006年に念願のIFOAM認証取得、20008年に日本での製品表示には有機JAS認証表示が必要なので、日本国内でも農林水産省が認定する有機JAS認証と、12年の歳月をかけて取得したのです。

原材料の生産から製品化まで自社で一元管理

原材料となる田七人参だけをつくって、高値で買ってくれる買付業者に渡せば楽なのですが、それをすると商品価格を抑えるために、含有量を減らされたり、他の田七人参を混ぜたりして、なぜ「お客様の安全と信頼のため」に最高品質の田七人参を苦労してつくったのかわからなくなります。

そうならないためにも、自分で製品化まで責任を持つしかないとの想いで、自社一元管理をおこなったのです。

有機栽培の認証を受けているから高く売れるのではなく、安全安心な最高品質のものをつくれば高くても買ってくれる人がいる、だから品質を絶対に落とすわけにはいかないという生産者の意地とこだわりです。

こうして白井博隆の生産者の誇りを胸に、有機栽培&無農薬の田七人参「白井田七」の商品化がカタチになっていきます。

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参考文献引用:著者 田中泰子 
       白井博隆 田七人参ものがたり

最初から読みたい方は
有機栽培&無農薬の田七人参「白井田七」の開発秘話①「知られざる農薬」
も参考にしていただければと思います。

  • 記事を書いた人

    松本哲也

    大学を卒業後、広告会社で30年間勤務。営業、制作、業務管理の取締役を経て退職。2012年に有機栽培&無農薬の田七人参「田七堂」を設立し、「田七堂 免疫研究センター」を稼働。事業のかたわら、整骨院、整体院で年間2000人の施術をおこないつつ、人々のカラダとむきあう。その後、カラダだけのアプローチでは健康にはなれないと悟り、心理カウンセラーとしてココロへのアプローチをおこなう。有機栽培&無農薬の田七人参の大いなる自然のパワーに惹かれ、ココロとカラダと自然の完全なる調和を目指して活動中。